ドライアイスを使用して首イボを取ることが出来ます。
ただしドライアイスを用いた首イボ治療は危険を伴います。火傷をする可能性もありますし、痛みが強くなる可能性もあります。さらに二酸化炭素中毒を引き起こしてしまう可能性もあります。
危険性の割に効果が強いとは言えない方法ですので、あまりおすすめすることの出来る首イボ治療の方法ではありません。
ドライアイスでどうやって首イボを取るの?
ドライアイスとは固形二酸化炭素のことです。ドライアイスは最近消費量も減っていて目にする機会も減っていますが、氷よりも冷たい物質で、固形から液体にならず、個体からすぎに気体になるため周囲が汚れる心配がありません。
素手で触れると火傷や凍傷を引き起こしてしまうので注意が必要で、さらに密閉した空間でドライアイスを利用していると二酸化炭素中毒になってしまう危険性があります。
例えば車の中でドライアイスを持ち運ぶ場合では、その量が一般的に使用される350グラムだったとして1時間程度で二酸化炭素中毒を引き起こしてしまう危険性があります。
窓を開けるなどして注意してあげなくてはなりません。
ドライアイスは液体窒素同様に低温ですので、それをイボに付けることによってイボを凍らせ壊死させてしまうことが出来ると考えられています。素手で触ってしまうと指も低温火傷してしまいますので箸などでドライアイスを掴んだあとイボにくっつけます。
その後壊死しイボが剥がれ落ちるのを待ちます。
ドライアイスでの首イボの取り方の手順はこの通りですが、イボにくっつける時間が短すぎたり長すぎたりすると上手にイボが取れないですし、イボではない範囲も火傷を負ってしまい危険です。
手順は簡単で自宅で行うケアでは即効性がある方法ですが十二分に注意が必要です。
ドライアイスで首イボを取るのは危険
ドライアイスで首イボを取る方法は病院でイボを取る方法と似ているため、安全な方法であると誤解してしまっている方が多くいます。しかし実際には、ドライアイスで首イボを取るのは危険な行為です。
ドライアイスは肌に触れてしまうと火傷を引き起こしてしまいますし、さらにドライアイスは密封した場所で使用すると二酸化炭素中毒を引き起こしてしまいます。
ドライアイスの取り扱いは非常にデリケートなものになっているのです。
また首は皮膚の柔らかい場所ですし、自分で治療を行うには見えにくい箇所でもありますので、ドライアイスをあてる場所を間違えたり、ドライアイスをあてる時間が長すぎたりすると火傷をしてしまう可能性が高いです。
ドライアイスを用いて自宅で治療を行った人の多くは液体窒素とドライアイスは同じものであると言っていますが、液体窒素はマイナス196度、ドライアイスはマイナス76度です。
ドライアイスは皮膚に付着しやすいと言う問題もありますので、注意して使用するようにしてください。首イボの治療中ではありませんが、ドライアイスは死亡例もある物質になっていることを頭の片隅に入れておくと良いでしょう。
まとめ
ドライアイスで首イボを治療した方もいるようですが、ドライアイスでイボを治療するのには火傷という大きな問題が付きまといます。
痛みも伴いますし自宅でのイボ治療の中では即効性があるものの、一度で完全にイボが治るのは稀です。そのため繰り返し行う必要があります。
またドライアイスは使い方を間違えてしまうと二酸化炭素中毒を引き起こすこともありますので取り扱いには注意しなくてはなりません。
デメリットの多さと比べてメリットが少ない方法になりますので、ドライアイスを用いた首イボの治療はおすすめすることが出来ません。実際に行う場合には細心の注意を払ってください。